
プラ板の使い方を知りたい!
今回は最近はアクセサリー作りにも使用されることが増えた『プラ板』について解説していきます。
☑この記事は以下の内容で構成しています。
- プラ板とは何?使い方は?
- 着色で滲まないおすすめマーカー紹介
- プラバン工作で必要な物について
プラ板って小さきときに遊んだ記憶がある方も多く、一般的には工作で主に使用されます。
この記事ではプラ板の基本的な使い方やアクセサリー作りに役立つ滲まない着色マーカーについてまとめていきます。
目次
プラ板とは何?
プラ板とは正式には「plastic板」と呼ばれ、言葉の通り形状はプラスティックの薄い板状のシートになっています。

プラ板自体をそのまんま使用することは出来ますが、多くは縮ませ加工を施し主に工作に用いられます。
知事ませて使うってどういう事?!と思った方へ次の項目で詳しく説明していきますね!
プラ板の基本的な使い方は?
プラ板は基本的に2種類のみで、そのまま使うか縮めて使うかのどちらかになります。
またプラ板によってタイプも様々なものが出ております。
プラ板は熱を加えると元の大きさのプラバンから1/4~1/5程度に縮みぎゅっと加工され縮小した状態のまま固定されます。
ポイント
ですのでそのまま使うというよりかは、
プラ板に好きなイラストや文字を書いたりした後に熱し縮めて、アクセサリーやストラップ等に加工し工作を楽し事が出来ます。
- 縮めるorそのまま使用する
- プラ板の種類によって縮むサイズや熱する時間が異なる
- 工作やアクセサリー作りに用いられることが多い
因みにプラ板はネットショップはもちろんお近くの100均一(ダイソー・セリア)にも売られています。

実際にプラ板工作する手順(オーブントースター編)
簡単な流れ
- プラ板にマーカーでデザインを描いていく(外枠のみ、着色はしない)
- プラ板をカット
- 切ったプラ板を着色
- オーブントースターで熱して焼く
- 分厚い本で圧力をかける
以上の工程で簡単にプラ板工作が出来ちゃいます!
順番に見ていきますね。
プラ板にマーカーでデザインを描いていく(外枠のみ、着色はしない)
作りたいデザイン(イラストや文字)の外枠をプラ板に描きます。
フリーハンドで描くのが難しいという場合は作りたいデザインを下絵を用意し、プラ板を置きなぞって描いていくという方法もあります。
(※著作権の関係上、下絵を用意して作品を作る場合は作品の公開やどこかに使用する際は気を付けて下さいね!)
プラ板をカット
注意しなければいけないのはプラスティックのためかなり割れやすいので慎重にカットします。
対向線が交わるように少しずつカットしていくと綺麗に形を作れます。
切ったプラ板を着色
お好みの文具を使って着色をします。
(※カットする前に着色してもよいが乾くまでよれてしまったり手についてしまったりとするのでカット後の着色をおすすめします)
オーブントースターで熱して焼く
オーブントースターを使用して熱します。
その際、丸めてぐちゃぐちゃにしたアルミホイールが必要になります!
アルミホイールの上にカットしたプラ板を置いて予熱してから焼いていきます。
(※予熱しておくとムラがなく綺麗な作品に仕上がります)
分厚い本で圧力をかける
プラ板を熱するとものの数秒で縮み始めて約30秒程度で動きがなくなります。
プラ板が縮むのが収まったらすぐ取り出し、分厚い本で挟みプレスします。
(タウンワークなど分厚い本がおすすめです。この作業を怠るとぐにゃっと変形した形で硬化されますので注意)
プラ板にどうやって色を付けるの?
プラ板にも種類があり主に3つあげられます。
- 印刷対応可のタイプ(インクジェットプリンター)
- 水性マーカー・色鉛筆・クレヨンでも描けるタイプ
- 油性マーカー・アクリル塗料でのみ描けるタイプ
以上の3つのタイプがあります。
どれも100均で扱いがあるため必ずプラ板に使用できる工作用具を確認の上、購入しましょう。
- お持ちの印刷機でも対応している機器としていない機器があるので要確認。
- 主に前面給紙タイプのプリンターは上手く給紙が出来ず使用な物が多い。
- このタイプのプラ板を使用するならば背面給紙のインクジェットプリンターで出来ます。
- つるつるの透明なプラスティックの表面が少し削られた状態のプラ板になっている。
- 一般的なプラ板が透明なタイプに対して、少し半透明(フロストタイプ)がかっています。
- 表面はつるつるになっており、油性マーカーでしか描けないようになっている。
- マーカーによってはつるつるな表面のためインクの乾きムラがある。
補足
油性マーカーを持っていないのに間違えて買ってしまった場合、水性マーカー対応のプラバンが手に入らないという場合の解決法。
サンドペーパーややすりでプラ板に傷をつけてあげる作業をすると水性マーカーで描けるようになります。
✔一番着色がしやすく扱いやすいのが半透明タイプのプラ板
②の水性マーカーや色鉛筆で着色可能なフロストタイプ(半透明)と呼ばれるプラ板を購入する事がおススメです!
因みに下記画像はダイソーの半透明タイプのプラ板の画像です。
滲まない!おすすめ着色マーカー
今回使用したプラ板は100均のダイソーで売られている半透明タイプのものです!
✔滲まなくおすすめは下記4つのマーカー
- 色鉛筆
- PLATINUM PAINT MARKER(100均)
- コピックマルチライナー
- 水性マーカー
ただしPLATINUM PAINT MARKERで描く際は乾くまで少し時間がかかってしまうので要注意。

✔あまりおすすめできないのは下記の4つのマーカー
- ポスカ
- コピック
- マッキー(意外と薄い)
- illustration marker(100均)

広範囲に着色するとなるとかなりの色むらが出てしまいなかなか綺麗に塗ることが出来ません。
上手く塗るコツとして私が気を付けているのが一気に塗らず乾かしながら少しずつ塗る事です。
また使うプラ板によって上記の文具でも使いやすさが変わってきます。
プラ板工作・アクセサリー製作の際に必要となる道具
作りたい物によりますが基本的に同じです。
◎・・・必須
〇・・・作る物によって必須
△・・・あればいいかも
プラ板 | ◎半透明タイプがおススメ |
着色マーカー | ◎使うプラ板によって違う |
オーブントースター | ◎なんでもOK |
はさみ、カッター | ◎ハサミの方がカットしやすい |
アルミホイール | ◎なんでもOK |
分厚い本(タウン〇ーク位) | ◎タウンワークくらい分厚さがあるといい |
穴あけパンチ(1つ穴推奨) | 〇1つ穴の方が使い勝手が良い |
アクセサリーパーツ | 〇ピアス・ストラップ金具 |
コーティング剤 | 〇レジン・透明マニュキュア・トップコート |
スタンプ | △使えるプラ板は限られてくる |
プリンター | △使えるプラ板は限られてくる |
作業マット | △勉強机に敷くような硬いマット |
セロハンテープ・両面テープ | △ほとんど使わない・・・ |
接着剤 | △ほとんど使わない・・・ |
プラ板以外は比較的に家にある道具でプラ板工作が行えることが分かります!
まとめ
今回はプラ板の使用方法を主にまとめてきました。
大きく分かったことは下記の3つです。
- プラ板はプラスティックの板であり主に工作に用いられる
- プラ板の使用方法は2パターンのみ。そのまま使用するか焼くか。
- プラ板で使用する道具は大体が家にあるものでだけでOK
プラ板は100均にも取り扱いがあり、始めようと思えばすぐ始めることが出来ます。

プラ板=子供の遊ぶものだと思っていたのですが、まさかこの大人になってからプラ板を手にする日がくるだなんて思ってもいませんでした。
最近ではプラ板で作ったアクセサリーにレジンを塗ってぷっくりさせて大人でも使用できるような可愛いおしゃれなデザイン出来たりします!
プラ板は子供だけではなくて大人でも楽しむ方が増えているそうなので、ぜひ童心にかえり工作を楽しんじゃいましょう!
ここまで読んでくださりありがとうございました。