
退職したくなったらすぐ退職してもいい?
今回は新卒で入社した会社を辞める前に一度、本当に辞めてもいいのかについて対処の仕方についてお話ししていきます。
☑この記事は以下の内容で構成しています。
- 入社したばかりで辞めたくなったらどうするべきか
- 退職前にするべきことを考える
今回なぜ新卒者の退職についての記事を書こうと思ったのかといいますと、今現在、知り合いの事で悩んでいるからです。
今年はコロナの流行もあり、なかなか思うように仕事が出来なかったりテレワークになったりとなれない事がたくさんありましたよね。

そこで現在、新卒で入社した会社をすでに辞めたくなっている・退職しようと考えている方向けに退職して後悔しないのかについて経験からまとめています。
本記事は退職したいと考えている方が本当に後悔しないのかを再度確認するための記事になっています。
目次
新卒で3年以内に退職するのは少数派?
新卒で3年以内で退職する方は少数派なのかといいますと、そんなことありません。
さて、こちらのデーターを参考になさってください。
新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)を公表します
~新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者39.2%、新規大卒就職者32.0%~
新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率
( )内は前年比増減
[ 事業所規模 ]
【大学】 【高校】 1,000 人以上
25.0% (+0.8P)
26.0% (+0.7P)
500 ~999人
29.6% (±0.0P)
33.1% (+0.2P)
100 ~499人
32.2% (+0.3P)
37.6% (+1.1P)
30 ~99人
39.3% (+0.3P)
46.0% (▲0.3P)
5~29人
49.7% (+0.4P)
55.4% (▲0.5P)
5人未満
57.7% (+0.7P)
64.9% (+0.6P)
数年前のデーターですが、新卒で3年以内に離職してしまう方が約3割~4割程度となっているのが読み取れます。
このように新卒で退職する方は多くおり、業界も様々です。
分かると思いますが残りの約6割~7割程度の方は3年以上続けることが出来ています。
ということは、冒頭ではそうではないといいました。
しかしどちらかというとで決めると、新卒で3年以内で退職することは少数派だと言えることが分かります。
新卒で退職したくなったらすぐ出来る?
結論から言うと、出来る会社もあるが会社にとって迷惑をかけてしまう恐れがあります。
新卒で退職したくなった時、まずどうしたらいいかと悩みますよね。
退職を本当にしても後悔しないのか、退職して次の仕事が見つかるのかと何かと不安要素があるため悩んでしまうものです。

完全に辞めてしまってから次の転職先を探そうと考えている方は特に要注意です。
そこで会社にも自分のためにも『退職する前に頭に入れておきたいこと』をあげてみます。
- 退職する前に必ず次の仕事先を見つけてから辞める
- 親や友達に相談してみる
- 上司や同僚に相談してみる
- 繁忙期を避け、常識がない辞め方はしない。バックレるは社会人失格
- 会社から貸与されたものの返還や会社においてある私物の管理をしておく
退職する前に退職すると生活にどう影響を及ぼすのかきちんと考えておく必要がある。
退職する前に必ず次の仕事先を見つけてから辞める
退職前に次の就業先を決めておかないと困ることがあります。
- 生活費
- 税金の支払い
- 保険証の手続き
どれも次の仕事が決まっていない状態では資金繰りや面倒な手続きが発生してしまいます。
面倒な手間や生活費のことを第一に考えると、辞める前に次を決めておくことは必要な手順です。

親や友達に相談してみる
年の功は亀の甲といいますし、まず親に相談してみるのは大事です。
悩みを口に出して誰かに聞いてもらうそれだけでも心は軽くなります!
上司や同僚に相談してみる
何が自分の中で辞めたい要素になっているのか明確にして意見してみるのも手です。
ただし、会社に改善を要求するのは新人にとってはなかなかハードルが高いことだと思います。
余談ですが、私は会社に意見を伝えましたところ不満があるのならば自分で会社の方針を変えようと取り組めばいいのではと返事をいただいたことがございます。
相談内容によっては会社側に不信感を抱かせてしまう可能性がございます。
繁忙期を避け、常識がない辞め方はしない。バックレるは社会人失格
辞めたいからすぐ辞めるでは社会では通用しません。
しかし、一部の方は好ましくない辞め方をされてしまう事もあります。
会社と自分とでトラブルを避けるためには以下の事には気を付けましょう。
注意ポイント
- 繁忙期は避ける
- 会社の就業規則に従うい段階を踏んで退職手続きをする
- 電話やメールといった一歩的な方法で退職の意向を伝えるべきでない
- 自分の都合ばかりを優先しない
- ばっくれるのは一番NG行為
やはり辞めた後もどこで会うか分からないわけですし、終わりはきちんと円満にしておくことが重要です。
今後においても常識がない行動は会社にで働く以上、慎まなければなりません。
会社から貸与されたものの返還や会社においてある私物の管理をしておく
あるあるなのがきちんと管理してなくて返さなければならないものを失くしてしまうことです。
やはり、会社によっては弁償しなければならない時もあるので、貸し出して頂いているという事を忘れないように日頃から管理は徹底しておきましょう。
また自分の私物等を会社にもっていっている場合も然りで、整理整頓をしておききちんと管理しておくことでスムーズに対応できます。
まとめ
今回は新卒で入った会社をや辞めたいと思えばすぐ辞めることができるのかまとめてきました。
一度、会社を辞めようと決心を付けてしまうとなかなか覆ることはない難しい問題ですよね。

退職したいと感じてしまった以上、精神的にストレスが溜まっていき体に悪影響を及ぼすくらいならば退職された方がよっぽどいい人生を送れると考えます!
ただ退職する際は確実な方法で円満退社することを推奨します。
のちのちトラブルに発展してしまうのを未然に防ぐためには会社の就業規則に従うのが最もいい方法です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。