
我慢するくらいなら辞めて転職したい・・・。
早期退職しても転職できるの?
今回は上記の新卒で退職したいと悩んでいる方向けにお話していきます。
☑この記事は以下の内容で構成しています。
- 新卒で辞めたいと思う理由
- 早期退職のメリット
- 早期退職のデメリット
- 退職後の転職について
- 第二新卒市場の需要について
いきなり結論からなんですが、
新卒で辞めるのが必ずしもマイナスに働くわけではないと断言できます。
”目的あっての理由で退職するのであれば”の話ですが!

考えていたこと
- 新卒だから続けないといけない
- 石の上にも三年っていうし
- 今辞めたら今後が不安
- だけど今の仕事がやっぱりつらい
本記事に辿り着いているあなたはきっと辞めるべきか続けるべきかで悩んでいることでしょう。
自身の体験を元に新卒で入った会社を早期退職して感じたメリット・デメリットについてお話ししていきます。
目次
新卒で三ヶ月経たずに退職した経験から考える辞めたくなる理由
胸を張って言えるっことではないのですが、私は新卒で3ケ月も経たずに退職した経験があります。
なぜ3ケ月と短い期間で退職を決断したのかというと、以下の5つの理由があります。
- 人間関係(上下関係)
- 自信をなくした
- 残業の長さ
- 休日の少なさ
- やりたい仕事ではなかった
下記にて新卒で社会人一年目ならではの視点でどこに躓くポイントがあるのか詳細にしていきます。
人間関係(上下関係)
人間関係はいつどこにいても大切な要素です。
✔会社にもよりますが、必ず自分ととは合わない人はいるものです。
人間関係の中で特に注意しなければならないのが
注意ポイント
- いじめ、仲間外れにされる
- パワハラ
- セクハラ
- 陰口や嫌がらせを受ける
以上の行為があった場合、辞める正当な理由であると私は考えます。
人間関係に疲れてしまったらどうするべきか
職場の人間関係なんてプライベートでは関係がないと割り切る事が大事です。
「人の顔色をうかがう」
「常に気を使って張りつめている」
「ニコニコ笑顔を絶やさない」
「NO、いいえが言えない」
「年上と話すのが苦手だ」
常日頃から会社での新人の立場を考え行動している真面目な方ほど人間関係がしんどいと重荷になってしまいます。
常識の範囲内できちんと対応が出来るくらいでOKです。

過度に自分を良く見せよう
みんなともっと仲良くなろうと必要以上に考える事が疲れて嫌になる原因です。
人間関係が理由であるのであれば、人と少し距離を置いてみるのが一番効果的です。
少し距離を取る事で人間関係にとらわれることなく自分のペースで集中して仕事が出来ます。
自信をなくした
仕事とはやはり学生の延長線上の気持ちのままでは勤まりません。
仕事上で自信喪失してしまう原因の多くは”ミスを経験してしまうこと”です。
ミスを重ねるごとに自分って仕事できないなと感じてしまい自信を失ってしまいます。

注意ポイント
新人なのでミスはやはり出てしまいます。むしろ初めから完璧な人間なんていません。
また新人の内にミスをして、ミスから学べる要素も多くあります。
社会人一年も経っていない新人が、ミスをしてしまったから仕事に向いていないと自信喪失するにはとても早いと言えます。
残業の長さ
残業がない会社もあり、残業が毎日ある会社もあります。
※月30時間だとおよそ一日1時間~2時間程度の残業が発生する。

残業をしたくない理由は以下の3つです。
ココがダメ
- 拘束時間が長くなるのが嫌だ
- プライベートの時間を大切にしたい
- 残業はしたい人がすればいい、強制ではないと考えているから
残業したくないという上記の理由を”甘え”だと捉える方も多くいます。
ですので、行き過ぎた残業を強いられている場合でないと退職理由としてはマイナイス要素になります。
休日の少なさ
働き方や休日の取り方で変わってきます。
- 週休二日制
- 完全週休二日制
- 土日休み
- 土日祝休み
- 隔週休み
- シフト制
休日出勤がある会社も存在していて、休みのはずなのに休めないという状況に辞めたいと考えてしまいます。
しかしながら退職理由としては”休日が少ないから”という理由は使用しないでおきましょう。
やりたい仕事ではなかった
- 他にやりたいことがある
- 本当にやりたい仕事ではなかった
- 他に内定がもらえなかったので渋々働いている
以上のような初めから内定を頂いた会社に納得がいっていないのであれば”やりたい仕事ではないから辞めたい”という考えが生まれやすくなっています。

やりたい仕事ではないという辞めたい理由が自己責任だと考える理由は2つあります。
ココがダメ
- しっかりとした就職活動を行えていなかった
- 企業分析・業界分析は出来ていなかった
以上の事を踏まえると辞めたい理由の根本原因は自分にあるという事です。
かといって、他にやりたいことがあるのであれば早いうちに行動に移すことは賢い選択だと言えます。
早期退職のメリット・デメリット
新卒でしかも早期退職となるとメリットよりデメリットが多い傾向にあります。
- 他にやりたいことに挑戦できる
- 辞めたいと感じるストレスから解放される
- 社会人経験が少ない
- 経験やスキルが乏しいため転職に不利
- 継続力や粘り強さがないとみられることが多い
- 辞めたくなったら辞めればいいと、辞め癖がついてしまう
- 次の仕事を見つけるのに焦り、どこでもいいから働きたいと考えてしまい同じ過ちを繰り返してしまう恐れがある
私は新卒で入社した会社を3ヶ月も経たずに退職した苦い経験があります…。
上記のデメリットで挙げたように「新卒であまりに早すぎる退職はいろいろな方面で不利に働く」という事を念頭に置く必要があります。
特にきつかったのが『転職活動』です。
第二新卒での転職活動事情
そもそも第二新卒とは何かといいますと、
✔第二新卒とは社会人経験が約3年未満の方を指すことが多い
具体的な定義はないのですがおおよそ年齢でいうと25歳までが第二新卒枠に当てはまると考えています。

圧倒的に有利というわけではないのですが”若さ”は転職するにあたってとても有利だと言われています。
ですので、転職市場において第二新卒の需要はあると言えます。
ただし、私のように新卒でしかも3ケ月以内の早期で辞めた場合は第二新卒で通用するのかどうかが気になるポイントですよね。
新卒での早期退職者は第二新卒で転職可能?
可能です。
しかし、可能ですが同じ第二新卒でも経験がある方の方が企業側は必要としてくれます。
参考
新卒3ケ月以内で辞めたのと、新卒1年以上働き辞めたとでは経験値に差が出てきます。
以上を踏まえ、新卒であまりにも早い退職をしてしまうと思うように転職活動が捗らないということを覚えておくといいでしょう。
新卒で入った会社を早期退職しない方がいい
冒頭で必ずしも退職する事がマイナスに働くわけではないといいました。
その通りだと感じていますが、早期退職することによって多くのデメリットがあるということは頭に入れておくべきです。
早期退職のデメリットの多さを考えると
✔新卒で入った会社を安易に辞めるべきではない
どうしても避けられない退職したい理由があって退職をするということは致し方ないことです。
以下の辞めたい理由は転職時に不利に働く恐れが高いです。
- 残業がしたくない
- 休日がもっと欲しい
- 他にやりたいことがある
- 人間観稀有が上手くいかない
少しでもこの子本当に大丈夫なの?と思わせてしまいそうな退職理由は転職時に全てマイナス要素として捉えてしまいます。
本当にやめるべき理由なのかを明確にした上で辞めたいから辞めると勢いで退職を決断しないように注意しましょう。
まとめ
今回は新卒で入った会社を早期退職したいと考えている方向けに早期退職して分かった転職の難しさや辞めて後悔したことをまとめてきました。
極力、新卒で入った会社を辞めるべきではないとはっきり助言します。
- 退職するのは簡単だけど次の就職先を見つけるのが大変。
- アピールできるスキルや経験がないので転職活動に不利。
- 辞めたいから辞めるという理由はNG
- 目的があって明確な理由がある場合のみの最終手段として退職を選択すべき
新卒で慣れないなか、嫌なことがあると辞めたく気持ち分かります。

新卒で早期退職を感がている方は今一度、本当に退職すべきなのかを考えてから退職する手段を選択するといいでしょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。